仲介業者なしで気軽に私費留学する方法
はじめに
2018年3月から2019年1月にかけて、中国に仲介業者なしで私費留学した。
それ以降、後輩や知り合いに私費留学する方法を聞かれることが複数回あった。もっと気軽に私費留学する人が増えることを願って方法をご紹介したい。国によって違いはあるかもしれないが、大まかな流れややるべきことは変わらないはずだ。
すっごく簡単にまとめると、
①行きたい大学に問い合わせる
②今の大学を休学する
③ビザを取る
以上で留学準備はバッチリだ。いってらっしゃい!
行きたい大学に問い合わせる
まず行きたい大学を見つけよう。
中国留学だったらこういうサイトで吟味するのもいいだろう。
ただし大学の設備に関する情報は古いので、Instagramやtwitterで留学経験者の情報を探した方が、より最新情報を得ることができる。
私は①自分が歴史的に興味を持てる土地、②日本人が多すぎず少なすぎない街、③日本語学科が同じキャンパスにある、を基準に探していた。
いくら調べたとしても、生活環境に関しては運の要素も多い。
大都市の大学だとしてもキャンパスが広すぎて街に出かけにくかったり、留学生寮が辺鄙な場所にあったりする。多少のことは諦めよう。
行きたい大学が決まったら公式ホームページを見てみよう。だいたい留学生募集のページがあるはずだ。中国語ができなくても英語版があるから問題ない。
もしも見つけられなかったら、直接英語で留学したい旨をメールしてみよう。だいたい日本語ができる学生や職員がいて、日本語で返事が返ってきたりする。
そこからは指示に従って手続きする。おそらくどこの大学も留学生用マイページが存在する。
そこで個人情報を入力→パスポート、成績証明書、在学証明書アップロード→入学金(400元前後)をクレジットカードで支払い→国際郵便で入学許可証が送られてくる
このような流れで入学手続きは完了!めっちゃ簡単。
今の大学を休学する
これは各大学によって手続きが違うのでなんとも言えない。簡単な面談や審査があるが、送られてきた入学許可証があれば休学できないことはまずないはずだ。
ビザを取る
入学許可証があればビザを申請できる。中国の場合、神谷町にある中国ビザセンターに行く。平日に時間のある学生なら自分で簡単に取れる。社会人は時間的に業者に頼んだ方がいいかもしれない。
現地に行く
航空券を取る。現地に行く。留学始まり!
この時注意をしたいのが、現地に行く時期だ。入学許可証とともに送られてくる書類に、寮に入れる期間や入学手続きの期間が示されているはずだ。余裕を持って入学手続き期間が始まる前日や2日前くらいには到着していたい。
また、仕方なくギリギリで到着する場合は学費や寮費を全額現金で用意しておこう。私は入学手続き最終日に到着し、現金の用意もなく、初対面の人にいきなり18万円借りた。快くお金を貸してくれる人がいるとは限らず、銀行が寮近くにあるとも限らない。